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2010年 03月 11日
久々の映画の感想。
表題作品は2007年製作、監督はリドリー・スコット。デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ主演の作品。 舞台は1970年代のアメリカ、ニューヨーク。 麻薬売買をビジネスにした黒人ギャング、時代はベトナム戦争の終焉(戦略から和平の時代へ)。フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)の親分”バンビー”ジョンソンの呟きから物語りは始まる。ニューヨーク、ハーレムの個人商店もスーパーマーケットに様変わり、個人の信用や目利きで商売が出来ない時代になった・・・。 ルーカスは”バンビー”のあとを継ぎ、自ら仕事仲間に依存しない強力な組織をつくりあげていく。 私が感じたテーマは「秩序」。 ルーカスの世界(ギャング)にも刑事(ラッセル・クロウ)の世界にも秩序はある。秩序というと正しいやり方・・のような感じもあるが、そうではなくその時代、風潮、トレンドのようなもの。 相対する二人だが、それぞれの世界の秩序にはそぐわない性格。冒頭の老親分のつぶやきにも「秩序」に関るキーワードを感じる。このように立場や世界観を縦横様々な視点で切り取り再構築していくストーリーの流れが好きだ。監督のリドリー・スコットの嗜好なのかもしれない。シーン、映像、美術の美しさも際立つ。 物語の中にニューヨークでおこなわれた1971年のアリ対ジョー・フレージャー戦の一幕がある。 一戦を楽しみに集まる人々・・・世界観や時代の秩序を超越した格闘会場は時代のメルティングボックスと化し、物語に新たな展開を生む。 1973年のパリ協定締結によりアメリカはベトナムから撤退。1974年にはアフリカ、ザイールでアリ対フォアマンの戦いがおこなわれた。 世に言う「キンシャサの奇跡」である。
by hosoe1
| 2010-03-11 19:16
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