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2009年 12月 21日
金曜日の長い夜の話。10月のブログでも紹介した毛利みきさんのイラストレーションを観に向ったのは赤坂にあるダイニングバー「旬菜楽トキ」。 普段あまり足を運ぶことの無い赤坂、赤坂サカスをはじめとする再開発でかつての赤坂の様相も随分と変わっている。そんな中で、今もどこか懐かしい雰囲気を持つ界隈。特に表通りからちょっと入り込んだアレイが独特の雰囲気を醸し出す一角にダイニングバーはあった。 作家の毛利さんと久々ゆっくりとお話をする。12月のこの時期、ちょうどお店をオープンした記念で毎年お任せメニューが提供される。着席と共にかわいらしい小鉢や切子の器に8種以上の先付けが運ばれる。そして暖かい生湯葉、蟹のしんじょうのお碗。まずはこちらの暖かい料理をあてに、杯を交わす。先付けには長い宴の最後までのお供を願う。お酒好きには願っても無い、おもてなしの段取り。 日本酒と決め込みお勧めのお酒を頂く。今月は島根の「王禄 超辛純米」、栃木の「大那 生原酒 初しぼり」、山形天童の「山形正宗 うすにごり」それぞれに個性がありながらきりっとドライな口当たり。この辺にもオーナーの土岐素子さんのこだわり、好みを感じる。そのほかの秘蔵のお酒も含め何周しただろう。 間に料理もしっかりと運ばれる。大間マグロのたたき、焼き物のしゃけ、広島牡蠣のフライ・・満員のお店も少し落ち着き毛利さんの作品を説明を受けながらゆっくり眺める。 今回のテーマは「花々のリース」。といっても季節柄のクリスマスリースではなく、ご自分の幼い頃の懐かしい記憶に残る花々を題材にされている。思い出の話を伺いながら観る作品は格別である。 どの作品にもトピックがあり素敵だが、他の花々の淡い色とはちょっと異なるビビッドな赤い花、アザミの花である。よく観ればアザミの花には蝶が戯れる。お話によると、昔お父様が「アザミの歌」を好きで良く歌ってくださったことや、やはり蝶がお好きだった思い出をモチーフにされた作品だそうである。 気がつけば最後の客。というのもお店のご主人土岐さんは毛利さんの以前の会社の上司。デザイナーから転身してこちらのお店を持たれたとのこと。赤坂に訪れる楽しみがひとつ増えた。既に日付の変わった時間、しばし土岐さんともお話をし、毛利さんとはここでお開き。 実はこのアレイにはもう一軒、縁のあるお店がある。まさか「トキ」さんのお隣とは驚いた。「SOULBAR MIRACLE」。ソウルファンならご存知のことだろう、かつて六本木のテンプスの時代からおよそ30年、ソウルバーや各種のプロモーション、イベントを手がけている川畑さんの店である。 久々に扉を開けてお邪魔する。カウンターに男性4人。その中のTシャツ姿の男性にカウンターを勧められる。オーナーの川畑さん本人である。話相手のお客さんとの間に割って入るよう招かれれば、川畑さんと先客の話にも入るのは当然。実は以前にも直接話をさせていただいたことはあるものの大分前のこと。恐る恐る聞いてみると、覚えていてくださったようで、やっと安心して話を始める。もちろんお隣の「トキ」さんもご存知の様子で段々と話は進む。 話はやはりソウルバーの話。そうやっぱり毎日通ったソウルバー、ジョージーズの話やらママの話。そのうちに六本木「Tears」のエマさん(ちゃん)の話になる。実は彼女とはジョージズからの縁で、その後六本木に「Tears」を開いているのは本人からも聞いていたが、何せもう12年前の話。色々なよもや話をし、そろそろ腰を上げようとしたところで「Tears寄っていくの?だったら一緒に行こう・・」と川畑さんからのお誘い。 スタッフのために深夜のまかない作りを済ませた川畑さんとご一緒に「Tears」へ。縁とは不思議なもの・・「Tears」のラウンジはおしゃれで大きな空間。その中でマダムのエマさんにもお会いする。さすがに明け方4時過ぎ、大分酔いも回り、結局川畑さんにご馳走になってしまった。帰り際、「又今度はTearsのお客さん、MIRACLEにつれてきてね・・」と話していただいた。川畑さんありがとうございました。ご縁と、お話をしっかり覚えておきますので、今後ともよろしくお願いします。 確信犯とは言え、当然翌日は二日酔い。しかし赤坂のアレイでの縁・・12年目の再会・・久々の濃い一日は心温まる楽しい一日であった。忘れることの無い一日。
by hosoe1
| 2009-12-21 02:48
| 遊び・お酒・食事
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